毎年、誕生日に会計士さんからのお祝い封筒が心に響く言葉と共に届きます。
今年いただいたものは「幸福への近道」と「不幸をじぶんでつくる人」の言葉がそれぞれ20ずつ並んだ1枚の紙がラミネートされて入っていました。
私は「不幸を自分でつくる人」に当てはまっていないかな?と自戒の意味を込めて、毎日眺められる場所に置いてあるのですが、
「不幸を自分でつくる人」中に、「絶えず不満や愚痴が多い人」という一節があります。
不満や愚痴は、誰もが一度は経験したり口に出したりしたことのある、納得がいかず、つらく悲しく、時に怒りに満ちた心の動きが表れたものです。
私も20代の頃は同僚と金曜日の夜なると街に繰り出し、お酒を飲みながらよく上司や先輩の不満や愚痴を言って、さもさも自分が正しい!と大きな気持ちになっては、酔いが醒めると何もできない自分に戻る(笑)を繰り返していたものです。負け犬の遠吠えでした。
不満は満足しないことで、愚痴は、言ってもしかたのないことを言っては嘆くこと。
社会の荒波を経験しているうちに、「不満や愚痴の出口には解決がない」ことを知り、自分に降りかかる負のエネルギーは、それに立ち向かうためのエネルギーに変えることを覚え、いつの間にか不満も愚痴も口にする機会がなくなったような気がします。
自分の前に立ちはだかる困難や壁に負けそうになる時、不満や愚痴は発生します。それを乗り越えようともしないで蹲(うずくま)っていても何も解決しないんですよね。
もちろん、立ち向かうエネルギーには個人差があります。
私のようにガンガン乗り越えるだけでなく時にぶち壊してしまうような人もいれば、最初の手と足を伸ばすのにも勇気がたくさんいる人もいます。
しかし、どの人にも共通して言える大切なことは、
自分の前に立ちはだかる困難や壁は「自分のためにあるものだと自覚すること」なんですね。
不満や愚痴を明けても暮れても絶えず口にする人・・、その原因はどうやら自分(言っている本人)にあるのだと気がつかないといけないのかもしれません。
先日、Twitterに「自分に喝!」したいときに呟く言葉を呟きました(笑)
こんなこと思いながら前に進んでいます!(^^)!
何度も苦しい壁を乗り越えて来たから自信を持って言える。
今、目の前にある壁だって、乗り越えるためにあるだけ。ただそれだけ。ぶつかって蹲る時間があるなら、どうやって乗り越えるか考える。わからなくても考える。そこからまた始まる。壁のない平坦な人生なんてあるわけない。— 横山人美 (@hitomi8009) October 2, 2017
今いる場所から、一歩前に踏み出してみませんか?
Keep Smiling代表。
パーソナリティーコンサルタント。講演・セミナー講師。各種メディア執筆やテレビ出演なども。発達障害との前向きなかかわり方や、子育てに応用できる心理学をお伝えしています