ローカル電車で移動中。
「やべーやべー、あっちの車両、障害者臭い!高齢者臭い!」といいながら、こちらの車両に乗り移って来た高校生の男子2人に、
「何が臭いって?」と、思わず言ってしまいました。
このオバさんこそヤバい❗という顔をされたので(笑)
「そんなこと、もし思ったとしても(思うことも間違っていますが)2度と口に出して言っちゃダメだよ」
と、優しくお母さんの代わりをして、それぞれ席につきました。
このふたりに限らず…
日々、子どもたちと過ごす中で、
して良いことと、悪いこと、
して良い場所と、悪い場所、
言っていいことと、悪いことを知らない子が多すぎる…と感じています。
人として、子どもたちが醜く育つことを願う大人はいないはずなのに、
「ここを逃しちゃいけない!」という大切な場面で、子どもに教えたり、諭したりの勇気や根気を持つ大人が少なくなってしまった気もします。
昔のように地域の大人がみんな先生に…とは、時代の流れもあり一概には言えませんが、
世間の風潮に流されるだけの大人にはなりたくないと思っています。
「逃しちゃいけない場面」は、
子どもたちに寄り添うことで、よくわかります。
こんな悲しいことを平気で口走ったり、してしまう子に出会うたびに、
ひとりひとりとゆっくり話してみたいな…と思います。
「どうしてそんなこと言うの?」
「どうしてそんなことするの?」
「きっと、理由があるんだよね」と
冒頭の彼らより先に電車を降りることになり、2人に「またね」と言うと、ちょこんと頭を下げてくれました
たぶん、2度と会いたくないと思われてたかもしれません(笑)
Keep Smiling代表。
パーソナリティーコンサルタント。講演・セミナー講師。各種メディア執筆やテレビ出演なども。発達障害との前向きなかかわり方や、子育てに応用できる心理学をお伝えしています