「ぼく、さびしくなっちゃった…」

 

元気よく遊ぶ子どもたちの中で、ぽつんとひとり泣く子がいる。

子どもたちとの毎日で、よく見かける光景です。

 

そんな時大人は、

「どうしたの?」とか、
「どうして泣いてるの?」と聞いてみたくなるものですが、

 

言葉はいらないんです?

 

せんせいやお母さんもしゃがんで、
その子を優しく膝にのせて、
ギュ~って両手で包んであげてみてください。

 

それだけで、
その子の涙は止まるし、
ゆっくり笑顔になっていきます

 

しばらく抱っこしたあとに、
「もう大丈夫?」と聞くと、
「うん♪」と笑って、

元気に遊んでいる子どもたちの中へ
走っていきます

 

子どもたちの心って、真っ白で、やわらかい。

その柔らかさに触れるたび、
自分もそうありたいな…と、

せんせいやお母さんにも、
優しい気持ちが生まれます

 

 

すぐに泣いてしまう子や、
メソメソ…シクシクが長引く子どもたちは、
自分がなぜ泣いてしまうのか、なぜ涙が出てしまうのかわからないで泣いていることがよくあります。

 

大人でも、
感情のコントロールがうまくいかない時がありますよね。

 

ただ…寂しい。
ただ…会いたい。
ただ…そばにいてほしい。

 

そんな時が
子どもたちにもあります。

優しくそばにいてあげてください?