誰もが一度は気にしたり、傷ついたりする
「悪口」や「陰口」
そして、誰もが一度は言った経験があるものでもあります。
「悪口」「陰口」の多くは、
その矛先となる人がいないところで繰り広げられて、
あることないことへとエスカレートしていきます。
仲良しの関係にヒビが入ったり、
仲間外れの原因になったり…
ちっともいいことなんかない
それがわかっているのに、
寄って集って心ない言葉を積み上げていく。
SNSがなかったころは、みんなで集まってヒソヒソ話だったのが、
今はネットワークの中で、顔まで隠して人を傷つけて平気な人がたくさんいます。
時が流れ形が変わっても、そんな人に共通していることは…
*ひとりじゃ何も言えない(グループに依存)
*自分の力では這い上がれない(人の足をひっぱったり、揚げ足をとったり)
*悪口を率先して言うことで、輪の中心にいて皆から注目されていたい。
などの心の働きです。
悲しく寂しい心だと思いませんか?
そして、悪口の矛先が向いて、
苦しんだり、悲しんだりしている人はいませんか?
私が高校生の頃、
同じクラスの女の子に言われて今でも覚えている言葉があります
「ひとみちゃんてさ、どこのグループにも入らないけど、人の悪口も言わないよね。
そういうのって、いいね」
特に意識したわけではありませんが、
たまたま、そうしているのが心地よかったんだと思います。
友だちに恵まれて過ごした高校生活は、
今でもいい思い出がいっぱいです
言われても言い返さない、
仲間に入らない。
そして、悪口が届かないくらい
駆け抜けて、先を行く。
足なんか引っ張らせません(笑)
その人の気になるところや弱い部分への忠告を、
面と向かって言えないことを「悪口」といいます。
言いたいことがあるなら、
その人の目を見て、はっきり言いましょう
悪口や陰口は、言えば自分に返ってくるという不思議な性質がありますよ
Keep Smiling代表。
パーソナリティーコンサルタント。講演・セミナー講師。各種メディア執筆やテレビ出演なども。発達障害との前向きなかかわり方や、子育てに応用できる心理学をお伝えしています